大学にも、eラーニングを導入する動きが見られます。
中でも大阪の近畿大学はその草分け的存在で、早い時期からユニークなeラーニングシステムを運用しているのでその事例をご紹介したいと思います。
近畿大学は実務的な専門学校が前身で、学問を探求するというよりも社会に出て活躍できる人材を育成するということに力を入れる「実学の精神」を掲げています。
大学のeラーニング導入はその流れから生まれたもので、実践的な知識をさらに強化し、学生の学習機会を増やすことが目的でした。
近畿大学のeラーニングはインターネットを使ったもので、学生に発行されるIDとパスワードがあればそのシステムに入ることが出来ます。
中では3次元CADやMOS1、基本情報技術者試験、初級システムアドミニストレータなどの勉強をすることが出来ます。
ここで勉強したことはもちろん資格試験対策になり、その資格を取得すると就職や就職後のキャリアアップ大変有効なものばかりです。
しかもこのeラーニングシステムで学習したことは大学の単位としても認定されるので、大学の授業の一環としてeラーニングを利用することが出来ます。
将来に有利な資格取得を目指しながら大学の単位が取れるとあって、近畿大学のeラーニングシステムは学生さんにも大変好評だそうです。
これにより、学生の学習機会が増えて単位を落とす学生が減ったのと同時に実際に資格を取得する学生も増えたとのことで、効果は上々のようです。
こうした動きは全国的に広がっており、最近ではeラーニングを実施していない大学を探すのが難しいほどになりました。
特に私立大学にその傾向が強く、少子高齢化の時代において優秀な学生を集めるための有効な手段ともなっているようです。
大学も世の中の動きに対して敏感に反応して求められているものを提供しないことには生き残れない時代になっているということですね。
ですがこうした動きは大学で学ぶ機会を学生だけでなく広く社会に広げているという点ではeラーニングが当初より持っている使命が果たされているように思います。
近畿大学が推進するこのeラーニングシステムは「KUDOS KNOWLEDGE」と言います。
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eラーニングの内容もさることながら、システム構築の過程に至るまで、非常に面白い内容でした。

